Interview

「勝どき」の魅力について、勝どきにお住まいの方々に語っていただきました。

臼田編集工舎【South End】代表の臼田さん。建築関係の雑誌社に勤務していた関係でマンション事情に詳しく、慎重に選び抜いたのがプラザ勝どきだったのだとか。プラザ勝どきに住んで今年で19年目、現在は町内会の役員も務めている。

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仕事での資料収集に使い勝手がいい立地です。

勝どきに暮らしてからはもう19年になりますね。若い時は中目黒にいたんですが、ちょうど目の前にビルが建ちまして、それまで見えていた富士山が見えなくなってしまった。「これはつまらないな」と景色のいい場所を探して、この勝どきに移ったんです。以前、取材で訪れたニューヨークのマンハッタンの風景に似ていたこともあって、いいイメージだなと。
現在は雑誌社を退職し、自営業という形で編集の仕事をしています。資料収集には近くにある月島図書館や京橋図書館が非常に便利ですね。私が調べたい資料は大抵揃っていますし、なければ自転車で日本橋の丸善や銀座の教文館、ららぽーと豊洲の紀伊國屋書店にも行けてとても使い勝手がいい。改めていい場所を選んだと思いますね。

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休日は歴史散策。江戸・明治に思いを馳せます。

休みになると家内とよく散策をするんです。この辺は由緒ある場所が多いでしょ。門前仲町の方へ行けば昔の下町ですし、築地から銀座方面に行けば明治維新以降の中心街ですよね。浜離宮庭園をはじめ、明治学院や慶應義塾発祥の地もあって、江戸や明治の著名な史跡を歩いて回れる。
私も最近知ったんですが、中央区役所は昔の土佐藩邸なんですよね。「ああ、坂本龍馬もあそこに立っていたのか」と思うと、歴史の流れの中に自分がいる気がして、小さなことに悩んでいるのが馬鹿らしくなってしまう。大体いつも妻の足に合わせて往復10kmほど歩くんですが、こうした歴史散策ができるのも勝どきに住む魅力ではないでしょうか。いやぁ、気ままに好きな歴史を辿るのは本当に面白いですよ。

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プラザ勝どき(2011年12月撮影)

賃貸だと仕事や生活に集中できるんですよ。

ここを借りてよかったと思うのは、メンテなど細かいことを一切気にしなくていい点です。たとえば分譲マンションを買うと、やれ管理組合だ、やれ自治会だと手間が増えますし、何かトラブルがあっても色々手続きをとらなければいけませんね。その点、ここなら管理事務所に言うだけでいい。ある意味、仕事や生活だけに集中できるんですね。
ウチは19年間で3度修繕をしていただいていますが、こちらの手が煩わされたことは全くありません。また最近は緑もきれいに整備されて、四季の移ろいを感じられるのがいいんですね。川の表情も季節ごとに変わって、自然とつながりながら生きている気がする。そうした意味では仕事場としてもいいし、住むにもいい場所だと感じますね。

長く住んでいると、いいこともあるんです。

築地市場に勤める友人が増えてからは、面白いこともありますね。ある土曜日、市場を昼前に切り上げた魚河岸の大将が、携帯でウチに電話をかけてきたんですよ。窓から見るとちょうど勝どき橋の上を、手を振りながらやってくるじゃないですか。持っているのは新鮮な魚。そうするとその日は仕事にならずにお昼から大宴会になっちゃう(笑)。こんな楽しみがあるのも築地に近い勝どきならではだと思います。
「取材ではぜひ厳しい意見を!」と言われたのですがないんだよなぁ。しいて挙げるなら、町内会や地域活動に参加している人の高齢化かな。会社員の方などは参加が難しいかもしれませんが、イヌイ倉庫さんが音頭をとって若い人を集めてくれれば、もっと地域社会が豊かになると私は思います。

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